株式会社アイジーンに投資、投資先インタビューを掲載しました。

2024年3月20日

アイジーンは、2000年に日本の製薬企業で見いだされた、大気圧プラズマを用いた世界初の分子導入技術を実用化するため、2016年2月に愛媛大学発ベンチャーとして設立されました。プラズマ分子導入法とは、空気中の放電により発生した大気圧プラズマを、細胞とDNA、あるいはタンパクなどの混合物に照射することによって、細胞の中に遺伝子やタンパク質が取り込まれるという世界で類を見ない新しい技術です。従来の遺伝子の導入方法には、物理的な方法、化学的な方法、ウイルスを使う方法という大きく3つがありましたが、安全性、効率、コストなどに問題がありました。本技術は、細胞が保有する外部から物質を取り込む能力をプラズマが活性化することにより、遺伝子やタンパク質が細胞内に取り込まれるという仕組みです。そのため、非常に安全性が高く、従来法とは異なり医療や美容、食にかかわる産業分野などへの応用拡大・開発加速に貢献することが期待されています。

 

http://mayu.ee.ehime-u.ac.jp/index.html

 

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